桃の収穫作業終了\(^o^)/

長かった桃の収穫作業も17日で終了しました。
選果場への出荷も直売所への出荷用も終了し、すべての贈答品も終了し、直売所でも完売致しました。

桃農家のシーズンは短期集中なので毎年怒濤の約1か月です。
そしてこの暑さの中、その忙しさは半端ないのです。

直売所用の黄金桃と川中島白桃
直売所用の黄金桃と川中島白桃

朝は3時半起きで、お手伝いに来てくれる方と家族分の朝食を作り、桃畑で5時~7時位まで収穫作業をして、急いで朝食をとって直売所用のものを作って7~8時位までに直売所にもって行き、また急いで帰って注文品の贈答用の物を選別しながら毎日30-50箱位作り、12時までには残った分を選果場にもっていき、
直売所の売れうゆきを見てまた残りを持っていき、その間にお家使用の「オープンケース」(規格外品)を取りに来る方に連絡し、発送した方々に連絡してと夜まで続きます・・・・稼ぎ時だから頑張らなくてはですが・・・

最近はいったいいつまでできるのかなあ~と、ふとそんな事を考える年になりました。
贈答と同じくらい人気の家の前に出している100円コーナーと予約販売の家使用(規格外品)のオープンケースも人気で数がないといいものまで入れてしまったりほぼボランティアになりつつあるのです。

いっそのことやめたくなる時もあるんです。
大変だからお年寄りだけの農家は選果場に出すだけで贈答はやらないのですが、うちもできなくなったらそうするしかないですね。

毎年色々あるけど、終わるといつも結果オーライです♪

桃のせん孔細菌病って?

せん孔細菌病というのが今年は極めて多いので、久々に急遽マスクをしての講習会開催となりました。

枝が黒く変色したり、葉っぱが黒くなって枯れたり、見分けのつきにくいものもありますが今年はこれが大発生しているようです。ほっておくと木の全体に移って果実にも影響する怖い病気だそうです。まるでコロナだわという人もいました。

原因は、なんと昨年の台風の影響が大きいそうです。台風で擦れて傷がついた枝から細菌が入り込むそうです。風当たりの強いところに多くみられるようです。
こりゃ、たまげた!・・田舎のおじさんがよく使う言葉

真剣に講習を受ける桃部会の皆さん

ほっとくと木の枝をどんどん切り落としてハゲタカみたいになるから「ハゲは俺の頭だけで結構だ」なんておじさんが言ってみんな大笑いしていました。

あぁ~気が重いです。もうじき袋掛もしなくちゃだしね。

 ぽちっとね。